at home

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希望の告白

私は、このホームページの日記で、常々身体の具合が悪い、調子が悪い、病気だ、と書いて来た。

私の状態について説明するのは、少し手間がかかる。
何故なら、医者から病名を言い渡されていないからだ。

「何々と言う病気です。この薬を飲んで、この事に気をつけていれば必ず治ります。」と言うものではない。
だから、私は人にどう自分の状態を説明して、理解してもらえば良いのかがわからない。

言葉にしてみると、身体の機能が全体的に下がっている、と言う感じだろうか。

体力は、かなり無い。
すぐに息が切れてしまい、家の階段を昇り降りするだけでも疲れる。
外出すれば、身体の力が上手く入らず、歩いていてもすぐふらふらしてしまう。地に足が着いていない感じは、気持ちにも影響して、心細さで息がつまる思い。
だから、もちろん遠出出来ず、せいぜい駅前まで。

身体のあちこちが痛む。
胃が一番いたい。

身体がこんな調子だと、気持ちも鬱ぎがちになる。

昔から、落ち込みやすい性格だった。
ここ5、6年近くの様々な事で、疲れ果ててしまった。

日常の小さな積み重なりもあるのだろうけど、特に大学に入学してからの日々は、あまりにもあり過ぎたように思う。
経験した事の無い事態に、どう向かって、立ち直っていけばいいのか、それすらわからなかった。

今日まで、沢山の失敗を繰り返しながら、少しづつでも、自分の気持ちを言葉にする事ができるようになり、他人に伝えようと言う気持ちを持つようになった。

そして、日記や掲示板にも書いて来たように、「始めよう」としている。
実際に、始めてもいる。

ここまで来るのに、どれくらいのハードルを乗り越えたのだろう?
どれくらいの葛藤を抱えていたのだろう?

事ある毎に思う事は、「人は人によって救われる」と言う事。
どんなに傷付いても、結局、自分独りでは何も出来ないのが、人間てものなんじゃないかと思う。

身体も、心も、ゆっくりと強くしていきたい。


私は、医者から病名を言い渡されていない。

病気では、ないかもしれない。


2004/2/23                            


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